【新入荷 12月その1】

2025年12月初旬~出荷開始予定
【早期完売注意】ワインは、完売したタイミングで受注を締め切ります。限定ワインとは締切タイミングが異なりますので、ご注意ください。
出荷開始日は前後する可能性があります。
即日出荷可能なアイテムは通常カートに振り分けられます。
【※重要※】新入荷アイテムのご注文は、複数回に分けて注文されると集計本数に間違いが出てしまう場合がありますので、可能な限り1回にまとめてご注文をお願いいたします。



【フォンテレンツァ】
12月その1のトップバッターは、2026年に来日するかも?なフォンテレンツァ!絶賛販売中の、トスカーナ州の海沿い最南端の町カパルビオの信用のおける農家から買い付けた樹齢60年の土着品種(マルヴァジーア、トレッビアーノ、ヴェルメンティーノ、アンソニカ)で造るワイン、ビアンコ2022が再入荷しました!大量に仕入れる代わりに価格的な条件を出してもらいまして、1割強ほどお値下げすることができました!既着の現行分を含め、12月以降は新価格で出させていただきます!

そして新しいワインが出ました!その名もウーヴァ マッタ ビアンコ2023!モンタルチーノ南部にあるアミアータ山の麓に彼女たちが2021年に購入した区画には、1923年に植えられた様々な品種(サンジョヴェーゼ、チリエジョーロ、カナイオーロ、コロリーノ、マンモロなどの黒ブドウと、マルヴァジーア、マルヴァジーア トスカーナ、トレッビアーノ、プロカニコ、ノッキアネッロ(DNA鑑定で最近この品種だと判明したそうで、まだ身元不明なブドウもいくつか…)などの白ブドウ)が混植しています。2021ヴィンテージは、全てのブドウを混醸しウーヴァ マッタ ロッソ(絶賛販売中!めっちゃ美味しいです!)にしたのですが、2023年は繊細なブドウだったこともあり、全ての白ブドウをウーヴァ マッタ ロッソに使ってしまうと、色素やタンニンに欠けてしまうと考え、一部のブドウで白ワインを造ることに。約2週間の皮ごとの醸し醗酵の後、木樽で熟成させたワインになります。120本のみの入荷となります。

残したブドウの凝縮感を増させるためにグリーンハーベストをしたサンジョヴェーゼで造るロゼワイン、ローザは2022が終売間近という事で、2023をリリースします。

そして果実味や軽やかさに軸足を置いたワイン、ペッティロッソですが、今回届いたのは2023と2024をブレンドしたものになります。病害により大半のブドウを失った2023年、レ ラガッツェに使用するブドウを分けてもらっている農家からサンジョヴェーゼとチリエジョーロも分けてもらいます。それらを10日間セミマセラシオン カルボニックを施した後に圧搾しステンレスタンクで熟成。このワインが、圧搾した段階で非常に淡い色を呈していたため、彼女たちはこのままでボトリングするのは難しいと考えていたところ、2024年は沢山のブドウが生ったため、一部のブルネッロ&ロッソ ディ モンタルチーノ用のブドウを少々早摘みし、3日程度の醸し醗酵を施したものを2023年のワインと混ぜたのが今回のペッティロッソになります。サックサクです!

絶賛販売中のロッソ ディ モンタルチーノ2019、アルベレッロ2018、ブルネッロ2013&2014もサイコーです!


【ポッサ】
リグーリア州からは2生産者のプロダクトが!まずはチンクエテッレの希望の星、ハイディのワイナリー、ポッサ!詳細は下記の通りとなります。

ヴィーノ ビアンコ フリッザンテ プリンチペ ヤコポ2024:ハイディの愛息ヤコポの名を冠したメトド アンセストラルで造られる微発泡性白。ブドウはボスコとアルバローラ。

ウ ジャンク2024:チンクエテッレは、ボスコ主体(DOCの規定的には40%以上)で、アルバローラやヴェルメンティーノなど主要補助品種を合わせて40%まで、そしてその他の品種を合わせて20%まで使用して良いのですが、ハイディのチンクエテッレにはアルバローラとヴェルメンティーノは使われておらず、ボスコ(80%)とその他の品種が使われています。このウ ジャンクは、アルバローラ100%で造るワインで、約3週間の皮ごとの醸し醗酵を施し、醸造&熟成にはステンレスタンクのみを使用。

ウ ヴェチウ2024:ロッセーゼ ビアンコで造るワインで、2か月以上の皮ごとの醸し醗酵を行っています。6月に試飲した段階では、このワインが一番外向的だった気がします!

パルマエア2024:チンクエテッレを代表する町のひとつ、ポルトヴェーネレの目と鼻の先にある島、パルマリア島のヴェルメンティーノ、トレッビアーノ、アルバローラで造るワイン。ポッサがつくる白の中でもっともこざっぱりしているかもしれません。

チンクエテッレ2024:ポッサのフラッグシップ的ワイン。5日間の皮ごとの醸し醗酵、一部のワインには木樽での熟成を施しています。

チンクエテッレ アンフォラ2024:皮ごとの醸し醗酵を施すまでは上記チンクエテッレと同一のワインだったのですが、その後アンフォラで残りの醗酵&熟成をさせたワインになります。比較的内向的なノーマル チンクエテッレに比べ、アンフォラの方はとても外向的。

ロゼ ダムール2024&ブリオ ダムール2024:ダイレクトプレスしたボナミーコとカナイオーロで造ったロゼワインを熟成後にボトリングさせたのがロゼダムール。そしてロゼダムールに、冷凍保存しておいたボナミーコ&カナイオーロのモストを収穫翌年の1月末に添加しボトリング、2次醗酵を促した微発泡性ロゼがブリオダムールになります。

シャッケットラ2019 UWW(Under Water Wine):アンダーウォーターワイン…そう、ボトリング後に海底熟成させたシャッケトラになります!ポルトフィーノ沖の海底52mの海流の穏やかな場所で9カ月寝かせたワイン。ハイディ曰く、紫外線の影響も受けず、温度も概ね一定なことがワインにとって理想的な環境であることに加え、高い水圧がワインの熟成を早めてくれるそう。ヴィナイオータが現行として販売しているシャッケトラ2015と比べるのも面白いかもしれません!

アマーロ&リモンチーノ&アランチーノ:チンクエテッレの伝統的なレシピに則った、タンポポ、ミルト、ローズマリー、月桂樹の葉、タイムをアルコールに漬け込んでつくるアマーロと、ブドウ畑に植わるレモンの皮をアルコールに漬けたリモンチーノが久々に届きました!そしてオレンジの皮で造るリキュール、アランチーノは新ロットに切り替わります!

今回届いたプリンチペ ヤコポ&ウ ヴェチウ2024VTのワインのロット番号が、なんと2023VTのロット番号と全く同じ表記...! ハイディに確認したところ、中身はちゃんと2024VTのワインということでしたので、そのままリリースすることにしました!とはいえ、ロット番号もエチケットも全く一緒(瓶の形は微妙に違いますが)なので、この2アイテムは見分けが付くように輸入車シールを2024VTは変更しています!詳細は下の画像をご参考に!!



【ステーファノ レニャーニ】
ゴムボートで海に出てポッサの畑を下から見上げ、こんな畑で仕事をするだなんて自分には無理!と毎回思ってしまう(笑)ステーファノ レニャーニからは、信用のおける農家から購入した高樹齢のトレッビアーノ&マルヴァジーアで造るワイン、バンブーロード2024が届きました!

生産量自体は、例年よりも少なかったのですが、8割強にあたる4200本が日本に届いています!!!たくさん使ってください!ポンテ ディ トイ2022もとてもステキな状態です!あと残り600本!是非!!


【イル モラリッザトーレ】
獣医のエンリコと薬剤師のアンドレアが営むワイナリー、イル モラリッザトーレからは2ワインをリリースします。

まずはヴェスパイオーラで造るスティルワイン、ビッビー2023!今年の9月に訪問した際にいろいろ飲ませてもらったものの中でとても印象に残ったワイン。ヴェスパイオーラという品種のワインを数多く飲んできたわけではないわけですが、そんなオータにも、蜜っぽく、鉱物的な香りがヴェスパイオーラの特徴なんだろうなぁと思わせてくれる、とても素直なワイン。

そして皮ごとの醸し醗酵を施したヴェスパイオーラのワイン、ブレスパですが、2018がなかなか売り切れないので、しびれを切らして2021をリリースします(2019と2020には生産されませんでした)!始めて飲んだのは2024年の春にプーリア州のナタリーノ デル プレーテの70歳を祝う会に参加したときでした。芳醇な香りと今まで彼らのヴェスパイオーラに感じたことのないレベルの果実&ボリューム&余韻に驚愕、ナタリーノのお祝いに駆け付けていたアンドレアに「いや、まじヤバいわ。すっごい美味しい!!」と真顔で(←とても珍しい(笑))伝えたところ、「うわ、10年くらいヒサトと仕事してるけど、ヒサトがうちらのワインを手放しに絶賛してくれるのって多分初めてだわ…。」と言いながら泣くアンドレア(笑)。アンドレア曰く、2021年のブレスパに使われているブドウは、熟度、健全さいかなる点に於いても完璧としか言いようのないものだったそう。寛大な自然がプレゼントしてくれた偉大なワインです。皆さんも驚いちゃってください。


【ニコリーニ】
お次はフリウリの海沿いの町ムッジャの造り手ニコリーニ!今回ご紹介するワインは計4つで、詳細は下記の通りとなります。

エウジェーニオ2024:現当主ジョルジョの息子エウジェーニオの名を冠したモスカート ディ イストリアで造るワイン。2023が終売間近で、両者のキャラクターが大きく異なることもあり、2024をリリースすることにしました。2023は、アルコール度数13%弱とニコリーニのワインにしては低めなのに対し、2024は15.5%近くあるとても肉感的なワイン。

ヴィトウスカ2022:ヴィトフスカ100%。こちらも2021が終売間近となったので、2022をリリースすることにしました。エレガント!

アンブロジーア ジーニ2021&2020:エウジェーニオの娘で、そりゃもう悪魔的に可愛いジネーヴラの名前を冠したワイン。諸々の事情で手放してしまった、スロヴェニアに所有していた高樹齢のピノグリージョ&ピノビアンコが植わる区画のブドウで造ったワイン。それぞれ72&48本とごく少量の入荷となります!

ここからはヴィンテージ切り替えのお知らせです。


【メゾン ヴェヴェイ アルベール】
ヴァッレ ダオスタ州のヴェヴェイ アルベールのブランドモルジェ2023が終売間近となりましたので、2024をリリースします。

為替の影響で価格をググっと上げざるを得なかったことをご了承ください…。濃い顔の面々が多いヴィナイオータのワインの中にあって、いちばんこざっぱりした顔立ちなのはやはり彼らのワインかと!


【フランチェスコ ブレッツァ(テヌータ ミーリアヴァッカ)】
正真正銘のビオディナミスト、フランチェスコ ブレッツァのフレイザ2022とバルベーラ デル モンフェッラート スーペリオーレ2021が残り数十本となりましたので、それぞれ2023&2022をリリースします。

どちらもブレッツァのワインとしては濃い部類に入ると思うのですが、それでも飲み心地はあくまでも軽やか~。


【パーチナ】
そしてトスカーナのキラキラ家族パーチナのフラッグシップ ワイン、パーチナ2016が突如終売間近となったので(←今滅茶苦茶美味しいんです!)、2017をリリースすることにしました。

パーチナ(ワイナリー名)は、今後ワイナリー運営の方向性を大きく転換することにしまして、それに伴い2017ヴィンテージからパーチナ(ワイン名)の蔵出し価格をドラスティックに上げることにしました。当初は、しっかりと生産体制に入ったブドウ畑を10ha程度所有し、パーチナとドネスコに関してはとあるまとまった本数を生産することで、価格上昇を抑えるという考えだったのですが、高い作業効率性とブドウの凝縮感を向上させることに念頭を置いた従来のブドウ栽培(畑には基本ブドウだけしか植わっていない、畝で畑を管理する手法)だと、昨今のドラスティックな気象イベントにブドウ樹が適応できないのではと考えるように…。そんなこんなで、直近でブドウを植えた場所はなんとオリーヴ畑の中!ブドウも多品種、様々なクローン&台木を試し、ブドウ以外の果樹もいろいろ…。パーチナのいわゆる普通のブドウ畑だと4000本/haの植樹密度なのですが、1haのオリーヴ畑に植えたブドウ樹はなんと500本のみ。生物多様性を畑の中で実現することで、病害虫が発生しづらい環境をつくりだすことやブドウ樹が潜在的に持つ免疫力の向上、そしてオリーヴや他の果樹に日傘になってもらい、酷暑の年であってもブドウ樹が極端に苦しまないような状況を創出することなどを目的とした畑となっています。当然のことながら、作業効率は非常に悪くなるので、結果としてコストも多少上がってしまいますし、確実に単位面積当たりの収量も激減するわけで…。

ありがたいことにステーファノから、ここ7-8年パーチナ(ワイン名)を多量に買い消費してくれた日本のマーケットに関しては、価格を徐々に上げていこうという提案をいただきまして、今回のような価格となりました。イタリアのディストリビューターの価格を見ていただければ、どのくらいヴィナイオータ(=皆さんも)のことを大切に思ってくれているかお分かりいただけると思います。パクナロッソのような特別なワインを除けば、パーチナこそがワイナリーにとって最重要ワインで、少量生産という事に起因しコストがかさんでいた他のワイン(カナイオーロ、チリエジョーロやヴィッラ パーチナ)よりも価格が安かったこと自体が少し変だったなぁと、オータも改めて思ってしまいました。

ジョヴァンナとステーファノが手掛けるようになって30ヴィンテージ目の節目のヴィンテージにもあたるパーチナ2017、2016とはキャラこそ違いますが、これはこれでめっちゃ美味しいです!是非!!


【カンティーネ デッランジェロ】
カンパーニア州のカンティーネ デッランジェロが廃坑した硫黄採掘所近くに所有する区画のグレーコで造るワイン、ミニエーレ(鉱山、採掘所の意)2020が終売間近となったので2021を、そしてヴィナイオータの内部的な事情で寝かせていたコーダ ディ ヴォルペで造る白ワイン、デル ノンノ2022もリリースします!

硬い時は本当に硬いアンジェロのワインですが、今回の2ワインはかなり外向的です。


【アリアンナ オッキピンティ】
シチリアはアリアンナ オッキピンティのイル フラッパートも2022が半年も経たずに残り60本ほどとなってしまったので、2023をリリースします。

なんと2023がアリアンナにとって20ヴィンテージ目!スペック面で言うと、2023の方が2022よりもボリューミーなのですが、それが目立たないどころかむしろ調和が取れているような気がします。

※【カートが分かれる仕様について】
【即出荷可能分(通常在庫)】、【食品】、【新入荷 12月その1】、【新入荷 12月その2】、【新入荷 12月その3】、でそれぞれアイテムが入るカートが分かれる仕様になっております。
出荷時期ごとに伝票を分けるため、このような仕様になっております。お手数をおかけしますが、それぞれのカートに対してご注文を確定させるようお願いいたします。


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