カンティーナ デル バローネ



100年以上農業を営んできたサルノ家が、1990年代にアヴェッリーノ郊外のチェジナーリでナポリの貴族(バローネ=男爵)から土地を購入し、ブドウとヘーゼルナッツの栽培とワイン醸造を始めたのがカンティーナ デル バローネの始まりです。2008年に息子ルイージ サルノ(1983年生まれ)が本格的に参画しました。

父アントニオがこの場所を選んだ理由は、畑が火山性土壌でミネラルに富み、農薬に頼らない農法に適したミクロクリマを持っていると感じたためで、栽培しているブドウは伝統品種であるフィアーノのみ。畑では働く人間と自然環境に最大限のリスペクトを持ってボルドー液以外の薬剤を使用せずにブドウを栽培、ワイナリーでも出来るだけ人為的作業を排除しシンプルにブドウと向き合うことを心がけています。

現在では標高350mの丘の上の11ヘクタールの敷地内に2.5ヘクタールのブドウ畑、4ヘクタールのヘーゼルナッツ畑を持ち、年間16000本のワインを生産。イル カンチェッリエーレのクラウディオと親交が深く、エノーロゴ(醸造家)を務めるカンティーネ デッランジェロのアンジェロとともに小さな協会を設立、イルピニアの小さな造り手たちが生き残るためのネットワークの構築に努めています。

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