ラ ストッパ
ラ ストッパはトレッビア渓谷やヌーレ渓谷が素晴らしいワイン産地であることを内外に知らしめ、エミーリア ロマーニャ州のワインに対する世間のイメージを一新した造り手のひとり。ラ ストッパは、19世紀半ば弁護士だったジャンカルロ アジェーノが、ストッパという土地がブドウ栽培をする上で適地であると確信し、地所を購入し、ブドウを植えたことで、ワイナリーとしての歴史がスタートした。そのストッパを1973年に現当主エレナ パンタレオーニの両親が購入、1980年代に有機栽培へと移行し、1990年代半ばにエレナがワイナリーを任されるようになり現在に至る。
畑では無施肥、不耕起での栽培を実践、ワイナリーにおいても温度管理を行わずに醗酵を行い、一部のワイン(トレッビオーロと甘口ワイン)を除く大半のワインは製造のいかなる過程でも酸化防止剤を使用しないなど、畑でもワイナリーでも最小限の人為的関与にとどめる努力をしている。もともと痩せた土地であることや不耕起栽培を採用することにより、土壌中の窒素分がごく少量となり、そういった環境で育ったブドウにも窒素が少なくなります。そして窒素に欠けるブドウは醗酵のスピードが遅くなり、ワインとしても非常に硬くなる傾向が。ですので、ストッパの場合、樽内でも、そしてボトリングしてからも長く熟成させるようにしています。いちど聞いたところだと、ボトルで寝かせているワインは常時20万本ほどあるとかないとか…。ランブルスコに代表されるように、エミーリアロマーニャ州は早飲みタイプのワインの産地というイメージがあるように思うのですが、ストッパのワインの骨太さ加減は尋常ではありません!(ランブルスコも、ちゃんと造ったものは熟成のポテンシャルがあります!)
今回取引を始めるにあたり、何回かやり取りをしている中でエレナから「私たちはヒサトに扱ってもらえるようになってすっごい嬉しいのだけど、なんかあなたは全然嬉しそうに見えないのだけど」と言われてしまいました(笑)。「いやいや、ストッパがナチュラルワインの世界で名前や実績があることとか、(ワイナリー的にもそれなりの規模もあるから、)それなりの本数を扱えるようにならなきゃって考えると、それなりに責任も感じちゃうから、嬉々としてばかりはいられないなぁって思っているだけだよ。」と答えると、「そんなことを全然気にしないでくれていいのよ。大事なのは、あなたがストッパを扱う事(=ストッパというプロジェクトを信じている事)にちゃんと確信&納得していること、そして(扱う事で、)あなたがハッピーになれることだから。」とエレナ。こんなことをオータに言うくせに、自身のHP上では“敬意”と“責任”という言葉が出てくる出てくる…。
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La Stoppa / Ageno 2020 (ラ ストッパ / アジェーノ)【白(醸し)】
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La Stoppa / Vino della Volta 2023(500ml) (ラ ストッパ / ヴィーノ デッラ ヴォルタ)【白甘口】
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La Stoppa / Trebbiolo 2023 (ラ ストッパ / トレッビオーロ)【赤】
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La Stoppa / Camporomano 2013 (ラ ストッパ / カンポロマーノ)【赤】
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La Stoppa / Riostoppa 2017 (ラ ストッパ / リオストッパ)【赤】
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La Stoppa / Macchiona 2016 (ラ ストッパ / マッキオーナ)【赤】
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La Stoppa / Barbera della Stoppa 2006 (ラ ストッパ / バルベーラ デッラ ストッパ)【赤】
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La Stoppa / Macchiona 2010 (ラ ストッパ / マッキオーナ)【赤】
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La Stoppa / Macchiona 2009 (ラ ストッパ / マッキオーナ)【赤】
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La Stoppa / Macchiona 2002 (ラ ストッパ / マッキオーナ)【赤】
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