ファビオ デ ボーモン

1980年から1986年まで、ファビオの祖母アレッサンドラ男爵夫人が友人や数件の近所のレストランに極少数のボトル売りをしていましたが、その後はブドウ(バルベーラとアリアーニコのごく一部)を販売していたのみで、残りは自家消費用として生産していました。
2014年、ローマで法律を学んでいたファビオは、彼を含むデ ボーモン家の全員が都市部のローマやアヴェッリーノに住み、彼らのルーツであるカステルヴェテレの屋敷や土地をないがしろにしてしまっている現状を憂い、その土地や伝統にもう一度 光を当てることを決意。デ ボーモン家に伝わる秘伝のレシピから造る野生の桜の葉を浸して風味付けするリキュールを世に送り出そうと思い立ちました。この年に、バルベーラとアリアーニコから造るワイン造りと秘伝のリキュール造りを再開。アレッサンドラ男爵夫人と父のフランチェスコの協力者の下、ファビオが最初の当主として商業的に販売をスタートしました。
そこから3年間はローマとカステルヴェテレを行き来していましたが、2017年にファビオがカステルヴェテレに永住復帰。父は最初の1年間だけファビオを手伝いましたが、父(と姉)は弁護士として、母は医者としてそれぞれ活躍し多忙なため、現在は繁忙期以外のほどんどのセラーでの仕事はファビオ1人で行っています。土地(テロワール)と伝統(ブドウ品種、一家で伝承されてきたリキュールのレシピの再現)が投影したプロダクトを理想とすることもあり、畑、セラーのどちらにおいても最小限の人為的干渉に留めるように心がけています。
海抜は500~700mで石灰質の粘土土壌。畑の面積は、一家が守ってきた高齢樹の(中には150年の高齢樹も植わる)区画と、ファビオが新たに植えた区画をあわせて、現在は4ヘクタールのブドウ畑から7種類のワインと2種類のリキュールを生産しています。2016年にフラ アメデオ(ノチーノ酒)の生産を開始、2020年には ラ バロネッサ(フィアーノで造る微発泡)とルル(アリアーニコのスパークリング)、2022年にはエウフォリーア(アリーニコで造るロゼ微発泡)の生産を開始しました。
ラベルのデザインはすべて、屋敷に使われている1600年代のタイルの模様から採用したもの。
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- 在庫わずか
Fabio de Beaumont / Euforia 2023 (ファビオ デ ボーモン / エウフォリーア)【ロゼ微発泡】
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- 在庫わずか
Fabio de Beaumont / Perla 2020 (ファビオ デ ボーモン / ペルラ)【白(醸し)】
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- 在庫わずか
Fabio de Beaumont / Parisso 2017 (ファビオ デ ボーモン / パリッソ)【赤】
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Fabio de Beaumont / Don Fa' (L.03/24)(500ml) (ファビオ デ ボーモン / ドン ファ)【リキュール】
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- 完売
Fabio de Beaumont / La Baronessa 2022 (ファビオ デ ボーモン / ラ バロネッサ)【白微発泡】
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- 完売
Fabio de Beaumont / Zu' 2022 (ファビオ デ ボーモン / ズー)【白】
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- 完売
Fabio de Beaumont / Macchiusanelle 2021 (ファビオ デ ボーモン / マッキウザネッレ)【赤】
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- 完売
Fabio de Beaumont / Lulu' 2020(L.003/21SB) (ファビオ デ ボーモン / ルル)【ロゼ発泡】
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- 完売
Fabio de Beaumont / Fra' Amedeo (L.007/23)(500ml) (ファビオ デ ボーモン / フラ アメデオ)【リキュール】
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