【新入荷 8月その3】

2025年8月下旬~出荷開始予定
【限定締切】2025年7月29日(火)午前9時

【早期完売注意】ワインは、完売したタイミングで受注を締め切ります。限定ワインとは締切タイミングが異なりますので、ご注意ください。
出荷開始日は前後する可能性があります。
【※重要※】新入荷アイテムのご注文は、複数回に分けて注文されると集計本数に間違いが出てしまう場合がありますので、可能な限り1回にまとめてご注文をお願いいたします。



【イル パラディーゾ ディ マンフレーディ】
まだ残り5カ月以上もありますが、ヴィナイオータ的2025年最大のビッグニュースなこと間違いなし!なお知らせでっす!この度、モンタルチーノの造り手パラディーゾ ディ マンフレーディ(以下パラディーゾ)と取引を始められることとなりましたぁ(歓喜)!!!

皆さんご存じかも知れませんが、オータはパラディーゾのワイン、そしてパラディーゾの一家を溺愛しております。ビアンカーラ、ラディコン、ヴォドピーヴェッツ、マッサ ヴェッキアなどの、今やイタリア ナチュラル ワイン界のレジェンド的な存在となった造り手たちと早々に知り合い、彼らのワインを取り扱えるようになったことで、彼らが取り組んできた数々の挑戦や変革を間近で見ることができたことは、オータのインポーターとしてのキャリアにとって、とてつもなく大きな意味を持ちます。どんな伝統文化も、年月や世代を重ねることで形を成していくという自明なことを、彼らは彼らの行動をもってオータに指し示してくれましたし、それがあったからこそ、ヴィナイオータも変化を恐れることなく道なき道を進んでこれたのだと思っています。そういった点でいうと、パラディーゾというのは、オータが彼らと知り合った当時から今現在まで何かを変えたりしていないというだけではなく、今更何も変える必要がないとオータに思わせる何かがある特別な存在。自然が膨大な時間をかけて形作ったナチュラルなランドスケープを利用した、先人がパラディーゾという場所を初めて開墾して作った当時のままのテラス状のブドウ畑(ブルドーザーもパワーショベルもない時代に、無理に地形を変えることなどできませんでしたから…)。その畑の下にある、暑い年にはブドウ樹に涼と水分を、逆に雨がちの年には水はけのよさを提供する分厚い岩盤層の存在。そしてこれらの恵まれた条件が揃っているからこそ可能になるナチュラルな農法と、極限までミニマルな人為的関与によるワイン醸造。そしてそれらが結実した存在のワインは、ブドウ、テロワール、ヴィンテージの特徴を余すことなく表現しているのですが、どんなにエクストリームな気象イベントに見舞われた年のものであっても、表立って強い自己主張を示すことはなく、佇まいは静謐としていて、あくまでもエレガントで繊細…。知恵のある人や達観した人が、偉ぶることや自分を大きく見せたりすることをせず泰然自若としているのと似ている気がしますし、よく考えたら、パラディーゾの当主であるフローリオ自身がまさに達観した賢人そのものでして…。彼らのワインが持つ凄味の根源を知りたいと思い、オータは彼らを訪問するようになったのですが、ヴィナイオータの取り扱いではないにもかかわらずいつも温かく&激烈本気で迎えてくれるし、ワインもお料理もえげつないし、オータの訪問やオータとの会話を楽しみにしてくれているようだし、ヴィナイオータとオータの家族に対して多大なる敬意を払ってくれるしで…そりゃ惚れちゃいますよね…。他社さんの取り扱いであったとしても、しっかりした本数の彼らのワインが日本に届いていて、ちゃんと愛飲されているだけで十分にハッピーだったのですが、前インポーターとの取引関係が解消したこのタイミングで取引を始められることになり…オータは今、激烈ハッピーです(笑)。あ、パラディーゾへの愛を語るだけでA4の1ページ分くらい書いちゃいました…。ちゃんとワイナリーの紹介をしないと!

パラディーゾ ディ マンフレーディは、現当主のフローリオの義理の父マルティーニ マンフレーディが始めたワイナリー。もともとはビオンディ サンティの所有する畑で働く小作人で、モンタルチーノの協同組合ワイナリー(オーナーはビオンディ サンティ)でも働いていた。ビオンディ サンティを辞した後もワインに対する情熱を捨てきれず、1950年代半ばにモンタルチーノの町の北側にあるパラディーゾと呼ばれる場所に土地を購入、ワイン造りを始める。1967年にDOCの認定に伴い発足したブルネッロ ディ モンタルチーノ生産者協会の創立メンバーのひとりでもあり、1980ヴィンテージまではダミジャーナに詰めたワインをイタリアやスイスの顧客に販売、1981ヴィンテージからボトリングしての販売を開始。

もともとは数学の教師をしていたフローリオ、1970年代初頭、健康状態が思わしくなかったマルティーニを助ける形で関わるうちにブドウ栽培とワイン醸造に魅せられ、跡を継ぐことを決意、現在は娘シルヴィア、ジョイアと共に2.5haの畑から約9000本のワインを生産。畑は7つのテラス状の畑で構成されていて、ボルドー液以外の一切の薬剤を使用しない。施肥に関しても、外部から一切持ち込むことなく、自生する草花を時機を見て鋤きこむことのみで対応。収穫したブドウは、最終選別後に除梗&プレス、外気温の影響を受けづらいセメントタンクで温度管理を一切されることなく醗酵。ブドウの生育期間中の天候が暑かった年には、ブドウの量に対してオーバーサイズ目なタンクを(暑い年のブドウは、醗酵温度が上がりやすい傾向があり、タンク内に空気のスペースを取ることで、極端な温度の上昇を抑制する)、逆に涼しかった年にはジャストサイズなタンクを使用することで、醗酵が長くゆっくりと進むことを実現。リモンタージュも、タンクに手や頬を当てタンク越しに伝わる温度が上部と下部で一定でないと感じた際に行い、大気中に漂う酵母の香りに変化を感じた時を“酵母が仕事を終えた”と捉え、圧搾するように。圧搾後、澱が自然に沈殿するのを待った後にポンプではなく重力を利用してワインを樽へと移す。澱引きは年に2回。ボトリングも、一切の濾過を施すことなく重力を利用して手詰めで行う。酸化防止剤はボトリング時に若干量のみを使用。ワインは、樽での熟成期間の違いにより、ロッソ ディ モンタルチーノ、ブルネッロ、ブルネッロ リゼルヴァと分別される(=もともとのワインは一緒)。

上記の通り、特別なことをしているわけではないのに、彼らのワインは圧倒的に特別で、唯一無二の佇まいがあります。実際、フローリオ自身も「パラディーゾのワインが毎年、その年にしか存在しないエネルギーや個性を発しているのだとしたら、それはこのパラディーゾという土地が特別であることの証左に他ならない。この自然、この大地、そしてその年自体がすでに特別なのだから、私たちが特別何かをする必要などない。ワインないしブドウには、ある種のエネルギーが内包されていなければならないし、天や大地からもたらされるそのエネルギーは、自然界が調和やバランスの取れた時に最大限に発揮される。だから、人が心掛けなければならないことは、自然を敬い、そのリズムに寄り添うこと。」と言います。フローリオがいつも言う事なのですが、彼らのワインは、ヴィンテージの違いに関わらずエネルギーに満ち溢れ、それでいて柔らかく、エレガントで繊細、そして複雑…。価格的には決して安くありませんが、正真正銘のグラン ヴァンです。

今回は、ロッソ ディ モンタルチーノ2023ブルネッロは2017と2018が届きました。

若さ溢れるロッソ2023、すでに均整の取れたブルネッロ2018、暑かったことが容易に想像できる強い果実とタンニンの2017(でもスルスルな飲み心地!フローリオは、もともとが海だったことに由来する塩味やミネラルがタンニンを和らげてくれると考えています)…どれもサイコーです!是非!!

少量生産の、オリーヴオイルも届いています!品種的にはフラントイオ、モライオーロ、レッチーノ、オリヴァストロ モンタルチネーゼを使用。トスカーナのオリーヴオイルというと、青々した風味、辛味や渋みが主だった特徴な気がするのですが、彼らのオイルはワイン&人柄同様(笑)に穏やかです!

ロッソのみ入荷数が少ないので限定ワインとさせていただきます!


【ラッセッラ(カンティーナ ペヴェラーティ)】
ハチャメチャに陽気な一家、ラッセッラのワインも届きました!モスカート&コルテーゼのシャルマー方式で造るスパークリング、フラテッロ ウーニコは2022が再入荷、そしてドルチェットで造るアウグスト、バルベーラで造るレオナルドも、2022ヴィンテージが入荷です。

アウグストとレオナルドですが、ヴィンテージの特徴も相まって骨太なワインですが、飲み心地もちゃんとあります!念には念を入れて、3ワインとも限定とさせていただきます。


【ラディコン】
そしてトリはラディコンです!今回は、スロヴェニアにある畑のブドウで造る白ポップビアンコ2024が新たに、そして2022ヴィンテージのSライン(サシャのS!)、シーヴィ(ピノ グリージョ)&スラトニック(シャルドネ、フリウラーノ)、RS(メルロー、ピニョーロ)が再々々入荷です!

2022ヴィンテージは、栽培面積を拡げてから最も収量に恵まれた年であったことと、世界的な諸事情によりヴィナイオータにたっくさんのワインを割り当ててくれました!スラトニックとRS2022に至っては、もう1回入荷するという噂も…。他の国のインポーターがキャンセルとかをするから、オータに回ってくるわけですが、こちらとしては迷惑どころかいくらでも来い!って感じですし、そういう買い方しているから割り当ても増やしてもらえないんじゃない?と嫌味も言いたくもなり…。というわけで…皆様におかれましては、ガンガン飲んじゃってください(笑)!

RS2022以外の3ワインは限定とさせていただきます。

※【カートが分かれる仕様について】
【即出荷可能分(通常在庫)】、【食品】、【新入荷 7月食品】、【新入荷 8月その1】、【新入荷 8月その2】、【新入荷 8月その3】、【新入荷 8月食品】、でそれぞれアイテムが入るカートが分かれる仕様になっております。
出荷時期ごとに伝票を分けるため、このような仕様になっております。お手数をおかけしますが、それぞれのカートに対してご注文を確定させるようお願いいたします。


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